「初め」と「始め」にはどのような違いがあるのかポイントを押さえておきましょう。
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「初め」と「始め」の意味
「初め」という言葉には時間が関係しています。
「時間の流れの中で、もしくは順序の中で最初」という意味があります。
そのため、月の最初という意味で「月初め」といい、初めて会う人に対しては「初めまして」とあいさつをします。
はじめて聞く、経験するなどのように「その時が最初」という場合にも「初め」が用いられます。
それに対し「始め」は「物事をはじめる」、「行動を起こす」という意味を持ちます。
例えば、「習い事をはじめる」という場合は行動が関係しているので、「始め」が用いられます。
「開始」や「着手」という意味があるのです。
「社長をはじめとする社員」というような場合も「始め」が使われます。
時間とは関係なく、「社長にはじまり」という意味があるからです。
時間と行動どちらを表すかを考えれば、「初め」と「始め」が使い分けられるでしょう。