「寝る」と「眠る」の違いとは?

「寝る(ねる)」と「眠る(ねむる)」はとてもよく似た言葉ですが、微妙な違いがあります。
どのような違いでしょうか。

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「寝る」と「眠る」の意味の違い

「寝る」は「身体を横たえる」という意味の言葉で、意識の有無は関係ありません。
一方、「眠る」は「瞼を閉じて無意識の状態になる」という意味の言葉です。
「眠る」は意識がない状態です。
したがって、寝ていても眠っていないことはありますが、基本的にその逆はありません。

「寝ながらテレビを観る」ことは出来ても「眠りながらテレビを観る」ことは出来ないということですね。

病気で床についている時には「眠る」ではなく「寝る」が使われ、人が亡くなった時には「永眠」という言葉が使われることからも、意味の違いがわかると思います。

「寝る」と「眠る」の使い方

  • 寝ながら漫画を読む。
  • 寝ると息が苦しくなる。
  • ソファーで少し眠る
  • 永い眠りにつく。

というように使います。