「お年玉」と「お年賀」の違いとは?

お正月は、子どもたちが楽しみにしている「お年玉」や、お世話になっている方への挨拶に持参する「お年賀」など、贈り物をする機会が多いです。
「お年玉」と「お年賀」の違いをしっかりと理解しておきましょう。

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「お年玉」と「お年賀」の意味の違い

「お年玉」と「お年賀」の由来は同じです。

昔の日本では、年が明けると神棚や仏壇にお供えしていていたものを「御歳玉(おとしだま)」と呼び、知人に挨拶に行く際に手土産として持参したり家族に配ったりする風習がありました。

これが2つに分かれて、家族に配る場合には「お年玉」となり、知人への挨拶の際に持参するものは「お年賀」となったのです。

「お年玉」は親戚の子どもたちや自分よりも年下の人など、目下の者に対して渡すもので、「お年賀」は普段お世話になっている目上の人に対して渡すものです。

「お年玉」は身内のことなのでそこまでこだわることもありませんが、「お年賀」を渡すタイミングは大事にしたいところ。
基本は三が日ですが、渡せなかった場合には一月七日まで(地域差あり)の松の内に渡しましょう。