私たちの生活になじみの深い「セロハンテープ」。
「セロテープ」と呼ぶこともありますが、この2つの言葉にはどのような違いがあるのでしょうか。
スポンサーリンク
「セロハンテープ」と「セロテープ」の意味の違い
「セロハンテープ」と「セロテープ」は同じ文具のことを指しますが、その成り立ちにより2つの呼び名が生まれました。
「セロハンテープ」はより広い呼び方です。
商品名ではなく文具の名称と言っていいものです。
成り立ちとしてはアメリカの3M社が開発したセロファン素材に粘着テープを付けたことが始まりで、3M社はこれを「スコッチテープ」という商品名で商標登録しています。
日本では「セロテープ」と呼ばれることも多いですが、これは日本で始めてセロハンテープを生産、販売した「ニチバン株式会社」が「セロテープ」という商品名で販売したためです。
長年、「セロハンテープ」を販売しているのはニチバンのみであり、「セロテープ」と呼ばれ続けるうちに、この呼び方が一般的なものとして普及したようです。