車を運転する人にはなじみ深いガソリンの「レギュラー」と「ハイオク」。
「レギュラー」を入れる人が多いと思いますが、この2つの違いはなんでしょうか。
スポンサーリンク
「レギュラー」と「ハイオク」の意味の違い
「ハイオク」とは「ハイオクタン価ガソリン」のことです。
「オクタン価」とは発火しやすさを左右する成分であり、これが高いほど発火しにくくなります。
「ハイオク」ではない通常のガソリンを「レギュラー」と呼びます。
ガソリンを燃焼した時に起こる「ノッキング」という現象があり、これが起こるとエンジンの不自然な振動などが起こるため望ましくありません。
ノッキングの原因はガソリンの発火しやすさのため、「レギュラー」は「ハイオク」に比べてノッキングを起こしやすいと言えます。
「ハイオク」は発火しにくいですが、高い馬力を生み出すのでスポーツカーなど性能の高い車に使われます。
一般車に「ハイオク」を入れても問題はありませんが、特にメリットはありません。
反対にハイオク用のエンジンに「レギュラー」を入れるとノッキングの危険性が高まりエンジントラブルを誘発する可能性があるので注意が必要です。