天気予報を見ていると毎日のように目にする「一時雨」と「時々雨」という言葉。
この2つにはどのような違いがあるのでしょうか。
スポンサーリンク
「一時雨」と「時々雨」の意味の違い
天気予報では「曇り一時雨」や「曇り時々雨」という言葉がよく使われます。
何気なく聞いていますが、この「一時」と「時々」という言葉は正確に理解されていないことも多いです。
「一時雨」と「時々雨」は気象庁で決められた定義に基づいて使われています。
「一時」は「連続した雨で予報期間の四分の一未満の時間」、「時々」は「断続した雨で予報期間の二分の一未満の時間」と定められています。
予報期間が午前6時~午後6時の12時間だった場合、3時間未満の降水時間で連続して降る場合には「一時雨」、6時間未満の降水時間で断続的に降る場合には「時々雨」となります。
降水時間に目がいきがちですが、「連続した」「断続した」という言葉にも注意が必要です。
「時々雨」の場合には「断続的に」雨が降りますので、より長い時間雨具の用意をしておいた方が雨に濡れずにすみます。