見た目が似ている「うなぎ」と「あなご」。
「うなぎ」は高級食材として人気がありますが、この2つにはどのような違いがあるのでしょうか。
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「うなぎ」と「あなご」の意味の違い
「うなぎ」と「あなご」はその見た目通り、生物学上は近い生き物です。
両方ともウナギ目に属しており、「うなぎ」はウナギ目ウナギ科、「あなご」はウナギ目アナゴ科です。
しかし、生態などの特徴を見ていくと違いがあります。
生態に着目すると「うなぎ」は主に淡水に生息し「あなご」は海水に生息する違いがあります。
「うなぎ」は深海で生まれますが、その後川や湖などの淡水に移動し、産卵までは淡水で過ごします。
一方「あなご」は生まれてからずっと海水で過ごします。
メスとオスの体長の違いも特徴です。
「うなぎ」はメスとオスの体長が同じくらいですが、「あなご」はメスがオスの2倍ほどの体長です。
そして、食べたときの味の違いを生み出す脂肪分に違いがあります。
「うなぎ」の方が「あなご」よりも脂肪が倍以上多いため、焼いたときに脂がしたたり落ちるジューシーな味わいが生み出されるのです。