料理人の呼び方としてよく聞く「コック」と「シェフ」と「板前」。
この3つにはどのような違いがあるのでしょうか。
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「コック」と「シェフ」と「板前」の意味の違い
「コック」は主に西洋料理などの料理人に対して使います。
子どもが将来なりたい職業を語る時にも、洋食店の料理人のことを「コックさん」と言います。
語源はオランダ語の「kok」で、英語では「cook」とつづります。
「コック」を使う場合は役職などは気にする必要はなく、全ての料理人に対して使える言葉です。
「シェフ」は「コック」とは違い、料理長のことを指します。
語源はラテン語の「頭」を表す言葉で、英語の「chief(チーフ)」と同じく責任者のことです。
「コック」を束ねる存在なので、責任もそれだけ重く実力もある料理人と言えます。
「板前」は日本料理屋の料理人に対して使う言葉で、「板さん」という呼び方もなじみ深いですね。
主に寿司屋や料亭など、伝統的な日本料理の料理人に対して使われ、硬派なイメージがあります。