「入れ墨」と「刺青」と「タトゥー」の違いとは?

最近若者に流行りの「タトゥー」。
高齢の方だと「入れ墨」、「刺青」と呼ぶ方が多いと思いますが、この3つにはどのような違いがあるのでしょうか。

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「入れ墨」と「刺青」と「タトゥー」の意味の違い

「入れ墨」と「刺青」と「タトゥー」は同じものを指しています。
どれも、皮膚に針などで傷をつけ、そこに絵の具や墨などの染料を流し込むことで絵や文字を描きます。
この3つに感じる違いは、持っているイメージの違いからきていて本質的には変わりません。

「入れ墨」と「刺青」はどちらも「いれずみ」と読みます。
江戸時代には犯罪者への印として彫られており、「入れ墨」とされていましたが、現在では「刺青」と書くほうが多いです。
「刺青」は「しせい」と読まれた時代もありましたが、次第に「いれずみ」と読まれるようになりました。
「入れ墨」と「刺青」のイメージとしては、和彫り、深く掘る、全身に彫る、というものです。

「タトゥー」は欧米など海外での呼び方で、ファッションとして彫る日本の若者も増えています。
「タトゥー」のイメージで多いのは、浅く掘る、カジュアル、部分的に彫るなどです。