社会人になる前に経験することの多い「パート」や「アルバイト」。
どちらも非正規雇用者を意味しますが、どのように違うのでしょうか。
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「パート」と「アルバイト」の違い
「パート」は「パートタイマー(part timer)」の略で、「短時間(=パートタイム)、低賃金の就労形態で働く非正規雇用者」を意味します。
一方、「アルバイト」はドイツ語で「労働」を意味する「arbeit」という言葉が語源になっており、「低賃金かつ不規則な労働時間で働く非正規雇用者」を意味します。
「パート」は就労時間が短いですが、「アルバイト」はフルタイムに近い場合もあります。
「パート」も「アルバイト」もどちらも福利厚生の対象にはならず、会社側が「パート」と「アルバイト」を区別していない場合も多いです。
ちなみに法律上も両者に区別はありません。
「アルバイト」という言葉は明治時代に学生が使い始めて広まったために、現在でも「学生が行うもの」というイメージが強く、「パート」は「主婦が行うもの」というイメージが強いです。