街中を歩いているとよく目にする「ツツジ」や「サツキ」。
どちらもよく似た綺麗な花をつけますが、2つには違いがあります。
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「ツツジ」と「サツキ」の違い
「ツツジ」はツツジ科ツツジ属の植物の総称です。
「サツキ」は正式名称を「サツキツツジ」といい、ツツジの一種です。
「ツツジ」は江戸時代に品種改良が盛んになり、現在では「キリシマツツジ」、「リュウキュウツツジ」、「クルメツツジ」、「レンゲツツジ」など、多くの種類があります。
「サツキツツジ」は他のツツジよりも一か月ほど開花が遅く、「五月=皐月(さつき)」に花をつけることから「サツキツツジ」という名前になりました。
開花期の他、一般的に「サツキツツジ」は他のツツジよりも木が小さく、花や葉も小ぶりという特徴があります。
「サツキツツジ」は小さな花が密集して一斉に咲くので、ほかのツツジと見分けやすいです。
ちなみに、「シャクナゲ」もツツジの仲間です。