とてもよく似た言葉の「実状」と「実情」。
どちらも「じつじょう」と読みますが、意味が少し異なります。
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「実状」と「実情」の違い
「実状」も「実情」も「実際の状況(情況)」という同じ意味の言葉です。
ちなみに「状況」と「情況」も同じ意味です。
漢字をみると「実」は「本当・真実」、「状」と「情」はどちらも「有様・様子」という意味を持ちます。
「実状」と「実情」は漢字の意味も同じで、どちらも「実際の状況(情況)」を意味します。
ただし、「実情」には「真実の心」という意味もある点が異なります。
「実情を尽くす(=真心を尽くす)」というような場合は「実状」が使えないので注意しましょう。
「実状」と「実情」の使い方
<実際の状況(情況)という意味>
- 現場の実状を知る必要がある。
- 人手が足りないのが実情である。
<真実の心という意味>
- 実情を尽くして客をもてなす。
というように使います。