日常的にはそれほど区別されない「材料」と「原料」。
同じものに捉えられがちですが、2つには違いがあります。
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「材料」と「原料」の違い
「材料」と「原料」は、どちらも物を作るときの「もと」を意味する点では同じですが、完成したものに「もと」の形が残っているものを「材料」、完成したものに「もと」の形が残っていないものを「原料」と言います。
例えば、「納豆」と「醤油」はどちらも「大豆」がもとになっていますが、「納豆」は「大豆」の形が残っているため「大豆は納豆の材料」、「醤油」は「大豆」の形が残っていないため「大豆は醤油の原料」となります。
「原材料」という言葉もありますが、これは「原料」と「材料」の両方を意味しています。