地震速報で伝えられる「震度」と「マグニチュード」。
地震国で暮らすうえでは、2つの違いを理解しておく必要があるでしょう。
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「震度」と「マグニチュード」の違い
「震度」は「観測地点の揺れの強さを表した数値」です。
現在、震度は0~7まで10階級あり(震度5と6は強弱2段階)、全国600地点の「計測震度計(けいそくしんどけい)」によって観測され、速報を流しています。
「マグニチュード」は「地震のエネルギーの大きさを表したもの」で、頭文字をとって「M」と表示されることも多いです。
「M5~7」は「中地震」、「M7~8」は「大地震」、「M8~」は「巨大地震」とされています。
「マグニチュード」は変化するものではありませんが、「震度」は震源の位置によって変化します。
例えば同じ「M7」の地震でも、震源が浅い方が深い方よりも「震度」は強くなります。
ちなみに東日本大震災はM9.0、最大震度は7です。
沖合130km地点が震源だったにもかかわらず震度7を記録したことから、いかに巨大なエネルギーだったかがわかります。