天気予報を見ていると「降水量」と「降雨量」という2つの言葉が使われていることがわかります。
一見同じものを指しているように思える2つの言葉にはどのような違いがあるのでしょうか。
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「降水量」と「降雨量」の意味の違い
天気予報でよく聞くのは「降水量」の方で、「東京の降水量は~mmです」というような表現がよくされます。
「降水量」は雨だけではなく、雪やあられ、ひょう、霜なども含めた表現です。
そのため、冬の北海道など雨はほとんど降らず雪になる地方でも、「降水量」という言葉が使われます。
一方「降雨量」は、雨に限定されます。
「降水量」に比べて使われる機会は少ないですが、他は含まずに純粋に雨の量だけを表した言葉で、同様に「降雪量」という言葉もあります。
「降雪量」は雪の量だけを表す言葉です。
「降水量」も「降雨量」も、mmの単位で表現されますが、これは1時間あたりに降る量を表します。
降ったものが地面に染み込んだり流れたりしなかった場合にどの程度の高さになるか、という観点の考え方です。