女性が涼やかな足元を演出するのに欠かせない「ミュール」と「サンダル」。
混同しがちな2つの履物にはどのような違いがあるのでしょうか。

「ミュール」と「サンダル」の意味の違い

「ミュール」と「サンダル」は形状的に似ていますが、主につま先部分で違いが定義されます。
「ミュール」は、つま先は生地に覆われているものの、かかと部分が開いていて、かつヒールがある履物を指します。
「ミュール」は靴が汚れないように泥除けとして靴の上から履くものとして用いられてきた歴史がありましたが、最近ではおしゃれアイテムとして定着しています。
「ミュール」は、ヒールがある「サンダル」と言うこともできます。

多くの人にとってなじみ深く、夏のおしゃれに欠かせない「サンダル」は、かかと部分が開いていること、そして通気性を確保するために足全体を生地が覆わない履物です。
かかとの部分に留め具がついているものとついていないものがあります。
ビーチサンダルなどはかかとに留め具がないですが、女性用のデザイン性にこだわったものでは多くはかかとに留め具があるタイプです。