様々な料理に使われる「青ピーマン」と、スーパーで見かけることも増えた「赤ピーマン」。
この2つにはどのような違いがあるのでしょうか。
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「青ピーマン」と「赤ピーマン」の意味の違い
「青ピーマン」と「赤ピーマン」は元々同じ種から作られます。
しかし、完熟度に違いがあります。
「青ピーマン」は完熟していないピーマンです。
開花してから2週間ほどの短い栽培期間で収穫するため、まだ色づいていない段階です。
みずみずしくて歯ごたえも強く、苦みが強いのも特徴です。
苦みが強いため、ピーマンが苦手な子どもは多いですね。
一方、「赤ピーマン」は完熟したピーマンです。
開花してから60日ほどの期間をかけて収穫するため、本来の色が出て赤になります。
完熟しているため栄養素が青ピーマンに比べて高く、食感もソフトです。
栄養価が高いにもかかわらず「赤ピーマン」を見かける機会が少ないのは、収穫までに時間がかかることと完熟しているので日持ちしないことが原因です。