「気性が荒い」などと使われる「荒い」と、「目が粗い」などと使われる「粗い」。
何気なく使っていますが、違いがわかりにくい言葉です。
この2つの言葉にはどのような違いがあるのでしょうか。
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「荒い」と「粗い」の意味の違い
「荒い」と「粗い」は使われる場面に明確な違いがあります。
「荒い」は現象や動き、性格などの状態を表すのに使われます。
例えば「性格が荒い」「プレーが荒い」と使われる際には、性格やプレーの状態や質を表します。
「荒い」が使われるのは、おもに性格などに代表されるように抽象的なもので、具体的に存在しているものに使われることは少ないです。
一方で「粗い」は大きさや細かさに使われます。
例えば、「粒が粗い」と言う時には、石や調味料などの一つ一つの粒が大きいことを表しています。
目で見て確認できる具体的なものに対して使われる言葉ですね。
「荒い」とは違い、目の前に存在しているものなどの大きさや細かさを表現するのが「粗い」です。