命の危機にさらされている状態を「重体」や「重態」と言うことがあります。
どちらも深刻な状態のことを表しているのはわかりますが、この2つにはどのような違いがあるのでしょうか。
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「重体」と「重態」の意味の違い
「重体」と「重態」は両方とも命の危険がある状態のことで、一般的に使われる時には明確な使い分けはされていません。
しかし、元々の意味を考えると以下のような違いがあります。
「重体」は主に事故などに起因するけケガなどにより命が危機にさらされる状態のことを指します。
重傷などのように重いケガをした状態というよりは、内臓などにも問題が生じてしまい非常に危険な状態と言えるでしょう。
一方で「重態」は危篤状態が続いていることを指します。
こちらは「重体」に比べると、病気による危篤状態に使われることも多い言葉です。
「重態」の場合にはその期間は1年間など長い期間に及ぶこともあり、長期間にわたって本人や家族が危機にさらされる状態とも言えます。