「ひねる」と「ねじる」と「よじる」の違いとは?

回す動作に関連して使う「ひねる」「ねじる」「よじる」という言葉。
使われ方が似ているこの3つにはどのような違いがあるのでしょうか。

スポンサーリンク

「ひねる」と「ねじる」と「よじる」の意味の違い

「ひねる」「ねじる」「よじる」は、どれも対象を回す動作を表しますが、回し方に違いがあります。

「ひねる」の基本的な意味は「指でつまんで軽い力で回すこと」。
簡単に回すことができる水道の蛇口などに対しては「ひねる」を使います。
また、この意味から派生して「足首をひねる」などと使うこともあります。
この場合も、単純に一方向に曲げてしまった意味で、複雑な曲がり方は表しません。

「ねじる」は、「ひねる」よりもさらに強い力で回します。
主に、対象の両極を持って逆方向に回す際に使われる言葉です。

「よじる」は「ねじる」と近い意味を持っていますが、ねじった後にさらに曲げる動作なので、より複雑な回し方です。

それぞれ回し方に特徴があるので場面に応じて使い分けてください。