日常的に使う機会の多い「あつい」という言葉。
「暑い」を使うか「熱い」を使うかで迷うことがありますね。
間違いやすいこの2つの言葉にはどのような違いがあるのでしょうか。
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「暑い」と「熱い」の意味の違い
「暑い」と「熱い」では明確に使われる場面が異なります。
「暑い」は気温に対してのみ使われる言葉です。
「部屋が暑い」「外に出ると暑い」「今年の夏は暑い」など、気温が高い状態に対して使われます。
「酷暑」などの使い方も気温について表しています。
一方で「熱い」はより多くの場面に使われます。
「熱いお湯」「やかんが熱い」などのように、温度がとても高い状態に対して使われるのがまず一つ。
他には「両チームの活躍に熱くなる」「熱い視線を感じた」など、実際に温度が高いわけではない場面でも使います。
これは、「熱い」によって「感度の高さ」を表現しているんです。
よって、気温の場合には「暑い」、それ以外には「熱い」を基本的には使うことになります。