秋になると頻繁に見る雲に「ひつじ雲」と「うろこ雲」と「いわし雲」があります。
この3つにはどのような違いがあるのでしょうか。
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「ひつじ雲」と「うろこ雲」と「いわし雲」の意味の違い
「ひつじ雲」と「うろこ雲」と「いわし雲」は見た目が羊や魚の鱗、イワシの大群に似ていることから名付けられました。
これは俗称で、正式には「ひつじ雲」は「高積雲(こうせきうん)」と呼ばれ、うろこ雲といわし雲は「巻積雲(けんせきうん)」と呼ばれます。
「ひつじ雲」こと「高積雲」は、高度2㎞~7㎞ほどの場所に発生します。
さらに、雲が厚いため光を通しにくい特徴もあります。
「うろこ雲」と「いわし雲」はともに「巻積雲」のため、全く同じものです。
呼び名が違うのは、名付けた人にとっての見え方が異なったためです。
「さば雲」と呼ばれるものも全く同じ種類の雲です。
「巻積雲」は「高積雲」より高い位置にできて、高度は5㎞~13㎞です。
そして、雲が薄い特徴があるので光を通しやすいです。