「元日」と「元旦」と「正月」の違いとは?

年の初めを「元日」「元旦」「正月」などと呼びますね。
使われる場面が似ていて違いがわかりにくいこの3つには、どのような違いがあるのでしょうか。

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「元日」と「元旦」と「正月」の意味の違い

「元日」は年の初めの日を意味していて、1月1日に限って使います。
「元旦」はさらに限定的な意味で、1月1日の朝のことを指します。
「旦」の文字は、地平線から太陽が昇ってくる様子をイメージした漢字で、朝を意味する言葉です。
そのため、「元旦」は朝を意味しますが、実際には「元日」と同じ使われ方をされます。

ただし、「元旦」は基本的に朝を指すため、「元旦の朝」は重複表現になるので気を付けましょう。
なお、年賀状は1月1日の朝に届けるもののため、日付には「元旦」と書くのが一般的です。

「正月」というと三が日をイメージする人が多いですが、1年の最初の月を意味する言葉のため、1月末までの1か月間が対象となります。