唇につける化粧品などの呼び方に「口紅」「グロス」「ルージュ」「リップ」があります。
似た意味で使われていて違いがわかりにくいこの4つの言葉には、どのような違いがあるのでしょうか。

「口紅」と「グロス」と「ルージュ」と「リップ」の違い

「口紅」は唇につける化粧品のことで、使われる頻度の高い言葉です。
紅色以外のものも「口紅」と呼ばれ、様々な種類が販売されています。

「グロス」は「リップグロス」の略です。
「グロス」には「艶」などの意味があり、唇に艶を出すために使われます。
プルッとした質感に仕上げることができるほか、ツヤめいた印象を与えることができます。
その一方で、つけ過ぎるといやらしい印象を与えるため注意が必要です。

「ルージュ」は基本的には「口紅」と同じです。
「ルージュ」はフランス語で「赤」を意味します。

「リップ」は一般的に口紅などではなく「リップクリーム」のことを指します。