日常生活でも頻繁に使われる言葉に「時」と「時間」と「時刻」があります。
なじみがある言葉ながら違いがわかりにくいこの3つの言葉にはどのような違いあるのでしょうか。
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「時」と「時間」と「時刻」の意味の違い
この3つの中で「時」は一番大きな尺度です。
過去から未来に向かって連綿と流れていくものを指していて、一瞬を指すのではなく流れていくものの全体を指します。
「時間」は普段の暮らしの中で最もよく使われる言葉です。
「時間がある」などと使われることが多く、ある一定の幅を持った時を表現するときに使われます。
3つの中で唯一瞬間を切り取った使い方をするのが「時刻」です。
「時刻」は「何時何分何秒」といった、その一点を指す表現です。
よく「今、時間は何時?」と人に尋ねることがありますが、正しくは「時刻は何時?」となります。
ただし、「時間」も「時刻」と同じような使われ方をされるようになっているので、間違とは言えません。