絵を描く際には様々な手法がありますが、「デッサン」と「スケッチ」と「クロッキー」は似ている方法です。
この3つにはどのような違いがあるのでしょうか。

「デッサン」と「スケッチ」と「クロッキー」の意味の違い

「デッサン」は日本語では「素描」と訳される方法で、フランス語の「dessin」からきています。
鉛筆などを使って描く方法で、色はつけずに濃淡を駆使して対象を表現する方法です。
色を付けていく前の下絵として「デッサン」を描くこともあります。

「スケッチ」は日本語だと「写生」と訳され、英語の「sketch」からきています。
風景などを短い時間で描くことが目的です。

「クロッキー」は日本語だと「速写」と訳され、フランス語の「croquis」からきています。
「スケッチ」と非常に似ていますが、より短い時間で描くことと、それでいて特徴を捉えることが重視されます。

それぞれ特徴と描画方法が違うので、自分が描きたい絵のイメージを持って方法を選択することが大切です。