「大学」と「大学校」の違いとは?

日本の高等教育機関には「大学」や「大学校」があります。
「大学校」は聞く機会が少ないですが、この2つにはどのような違いがあるのでしょうか。

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「大学」と「大学校」の意味の違い

「大学」は文部科学省の管轄下にある教育機関です。
学校教育法を根拠にしていて、原則として4年間で卒業することになります。
しかし、短大や医学部など4年の枠に当てはまらない場合もあります。
一般的に「大学」と使われる時には、短大や大学院などのことではなく4年制大学を指すことがほとんどです。

一方で「大学校」は学校教育法による教育機関ではありません。
防衛大学校や防衛医科大学校、海上保安大学校のように教育訓練施設として運営されている場合が多いです。
ただし、これらの「大学校」の教育課程が学校教育法によって設置される「大学」と同水準と認められる場合は、学位の取得も「大学」と同様に可能になっています。

「大学校」の場合には、「大学」よりも将来特定の職業に就くための職業訓練を行う施設としての意味合いが強くなります。