保障と保証と補償の違いとは?

保障と保証と補償はどれも混同して覚えてしまいがちですが、それぞれまったく違う意味の言葉です。

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「保障」は「保護をする」という意味のある言葉です。
「人権を保障する」「安全を保障する」というように使いますが、それぞれを保護するために何らかの制度や人員が動いていることがわかります。

「保証」は「約束する」という意味の言葉ですが、「損失が出た場合にはそれを補う」という意味も含みます。
「商品の品質を保証する」とは、売る品物について責任を持つ、ということです。
電気店などで買い物をすると商品には「保証書」が付いてきますが、これは、一定期間内は使い続けられるようメーカーが責任を持つ、という意味の書類です。

「補償」は、「損害が出た場合、主に金銭によって償うこと」を意味しています。
事故や怪我をした場合は、その弁済として「補償金」を受け取るケースがあります。

これら3つで特に「補償」と「保証」は混同しがちですが、「補償金」と「保証金」、それぞれの意味を考えるとはっきりしてくるでしょう。