明けると開けるの違いとは?

似た言葉の「明ける」と「開ける」。
2つの言葉にはどのような違いがあるのでしょうか。

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明けると開けるの意味

「開ける」は「ドアを開ける」「ビンの蓋を開ける」のように、閉じているものを動かして人が通れるようにしたり、物を取り出したりできるようにする、という意味があります。
また、「店を開ける」のように「営業を始める」という意味で用いたり、「穴を開ける」のように「穿つ」という意味でも使われます。

ただし、「舞台に穴をあける」や「家計に穴をあける」のように、慣用句として使う場合、新聞や雑誌などの記事では、ひらがな表記の「あける」を使うことが多いです。
「開ける」の対義語は「絞める」「閉める」です。

「明ける」は「夜が明ける」「年が明ける」のように、一定の期間や時間帯、状況などが終わって次の期間、時間帯、状況になるときに使用します。
対義語は「暮れる」です。
「明ける」は「喪が明ける」「梅雨が明ける」のように一定の期間が終わって通常の状態になる時にも使用します。