混ざると交ざるの違いとは?

使い分けの難しい「混ざる」と「交ざる」。
2つの言葉にはどのような違いがあるのでしょうか。

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混ざると交ざるの意味

「交ざる」は2種以上のものが一緒になっており、一緒になっているものをそれぞれ見分けられる状態のときに使います。
例えば「男性の中に女性が交ざる」「麻に綿が交ざる」というように使います。
「交ざる」と「交じる」は同じ意味です。

「混ざる」は2種類以上のものが一緒になっているという意味では「交ざる」と同じですが、まざったものの区別がつきにくくなっている時に「混ざる」を使います。
例えば「2色の絵の具が混ざる」「塩と砂糖が混ざる」「コーヒーに砂糖を混ぜる」というように使います。

「混ざる」は本来のものに別のものが入り込んでいる場合にも使用し「黒髪に白髪が混ざる」「白人の血が混ざる」というように使います。
「混ざる」と「混じる」は同じ意味です。