有ると在るの違いとは?

似た言葉の「有る」と「在る」。
2つの言葉にはどのような違いがあるのでしょうか。

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「有る」と「在る」の意味

「有る」と「在る」の主な違いは、「有る」が「所有」という意味であるのに対して「在る」は「存在」という意味である点です。

「有る」は「財産が有る」、「投票権が有る」、「余裕が有る」というように使います。
いずれも、「持っている」、「備わっている」など「所有」という意味です。
また、「有る」は所有の他に、「出来事が起こる」という意味で使われることもあります。
たとえば「地震が有った」、「これから重大な発表が有る」、「有り得ない話」という場合は「出来事が起こる」という意味なので「有る」が使われます。

「在る」は、「要職に在る」、「教師の在り方」、「病の床に在る」というように使います。
いずれも「ある立場についている」、「ある状況下にある」など「存在」という意味です。

「有る」か「在る」で迷った場合は、「所有・発生」か「存在」かで判断できますが、一般的にはひらがな表記で「ある」と書いても問題ありません。
ちなみに、新聞や雑誌ではなるべく、ひらがな表記の「ある」を使うように定められています。