作ると造るの違いとは?

「作る」と「造る」はとても似ていますが、使う対象に違いがあるので、適切に使い分けるようにしましょう。

スポンサーリンク

作ると造るの意味

「作る」と「造る」はどちらも、「何らかの力を働かせて、新しい物事や状態を生むこと・形のあるものにすること」という意味の言葉です。
「作る」と「造る」の違いは、「つくる物の大きさや規模」にあります。

比較的小さいものをつくる時には「作る」を使います。
「ケーキを作る」「手作り弁当」「洋服を作る」というように使います。

一方、比較的大きいものをつくる時には「造る」を使います。
「豪華客船を造る」「マンションを造る」「庭園を造る」というように使います。

また、「作る」は、無形、抽象的なものにも広く使われます。
例えば、「記録を作る」「歌を作る」「笑顔を作る」「彼は不思議な空気を作る」というように使います。
「造る」は有形のものに使用され、みそ、醤油、お酒は「造る」とするのが一般的です。