どちらも同じだと思いがちな「科学」と「化学」。
2つには明確な違いがあるので、意味を理解しておきましょう。
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科学と科学の意味
簡単にいうと「科学」という学問の一分野に「化学」があります。
「科学」は、自然現象を扱う学問です。
観察や実験などによって、さまざまな事象を研究します。
「科学」には多くの分野があり、大きく分けると、自然科学、社会科学、人文科学の三つの分野があります。
この自然科学の中に、物理学、生物学、地球科学、天文学と共に「化学」が含まれます。
「化学」は物質を構成する原子や分子に着目して、どのような構造でできているのか、どのような性質をもっているのか、また、相互作用によってどのように変化するのかを扱う学問です。
例えば、水が蒸発するのはなぜか?酸素と水素が合わさると水ができるのはどうしてなのか?鉄と酸素を合わせるとどうなるのか?など、あるものが別の何かに変化する仕組みを研究します。
「化学」は「ばけがく」ともいわれるように、主に物質の変化を研究する学問です。