「記入」と「記載」の意味の違いとは?

「記入(きにゅう)」と「記載(きさい)」はどちらもほとんど同じ意味を持つ言葉ですが、微妙な違いがあります。
2つの言葉はどのように違うのでしょうか。

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「記入」と「記載」の意味の違い

漢字の通り「記入」は所定の場所に文字や数字を「記し入れる」こと、「記載」は書類や書物に「記し載せる」ことを表します。

アンケートやテストの解答用紙に回答を書くときは「記入」、後に残る書類や書物に文字などを書くときは「記載」を使います。
「記載」したものは、それが書物などとして残るので、書いたものが後に残り第三者に内容を読まれるか否かで「記入」と「記載」を使い分けると良いと思います。

戸籍謄本や履歴書などで、事実ではないことを書き込めば「虚偽記載(きょぎきさい)」となります。
「虚偽記入」とは言いません。
これは、書かれた内容を第三者が吟味していることで「記載」が使われるためです。
書き込む内容の重要度によって「記入」と「記載」を使い分けても良いかもしれませんね。