「体験」と「経験」の意味の違いとは?

「体験」と「経験」はどちらも日常的によく使われる言葉ですが、2つの言葉はどのように違うのでしょうか。

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「体験」と「経験」の意味の違い

「体験」と「経験」はどちらも「実際に何かを見聞きしたり、挑戦したり、何かにぶつかっていったりすること」を意味する言葉です。

「体験」は「実際に自分が身をもって見聞きしたり行ったりしたこと」という意味の言葉です。
「戦争体験」や「心霊体験」や「体験学習」など、実際に自分が見たり聞いたりしたことを「体験」といいます。

「経験」は「体験」よりも意味が広く、「実際に自分で見聞きしたり行ったりしたこと」の他にも「それによって得た知識や技能」という意味を含みます。
「経験」は「人生経験」や「経験を積む」や「経験を生かす」というように使います。

意味が重複する部分もあるので区別が難しいですが、「経験」は「体験によって得た知識や技能」という意味が含まれる、と理解しておきましょう。