「見る」と「観る」の違いとは?

「見る」と「観る」は話し言葉では何気なく使っていますが、書くとなると迷うことも多いです。
2つの言葉はどのように使い分けるのでしょうか。

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「見る」と「観る」の意味の違い

「見る」は「物の存在を視覚で認識する」という意味の言葉で、単にものをみる場合に使います。
これに対して「観る」は「念を入れてみる・集中してみる」という意味です。

したがって、家事か何かをしながら漠然とテレビをみる場合は「見る」、好きな映画やお気に入りのチームが出ているサッカーの試合を熱中してみる場合などは「観る」を使います。

どちらを使ったら良いか迷う時は「見る」にしておけば間違いにはなりません。

ちなみに英語では「見る」は「see」、「観る」は「watch」を使います。

「見る」と「観る」の使い方

  • 指示された方を見る
  • 彼の顔をよく見る
  • 話題の映画を観る
  • 好きな芝居を観る

というように使います。