コンビニやスーパーで多くの種類のミネラルウォーターを見るようになりました。
大きく分けて「軟水」と「硬水」がありますが、どのような違いがあるのでしょうか。
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「軟水」と「硬水」の意味の違い
「軟水」と「硬水」の違いは、「水の硬度」の違いです。
水の硬さという表現は聞きなれないものですが、水1Lあたりにマグネシウムやカルシウムがどの程度含まれているかによって硬さが決まります。
日本で主に飲まれている「軟水」はWHO(世界保健機関)の基準によれば、水1Lあたりのマグネシウムやカルシウムの含有量が120mg未満です。
対して、欧米などでよく飲まれている「硬水」は120mg以上です。
水の硬さによって味や適した使い方も異なります。
味は、「軟水」はまろやかで無味無臭なので日常的に飲むのに適しています。
「硬水」は口当たりが重くどっしりとした味がしますので、好みが分かれるところです。
また、料理に使う際にも、「軟水」は無味無臭ですので日本料理など繊細な料理に使うのに適しており、「硬水」は灰汁が出やすいため洋風の煮込み料理に適しているなどの違いがあります。