「児童」と「生徒」と「学生」の違いとは?

普段何気なく使っている「児童」、「生徒」、「学生」という言葉。
大きく括ると学齢期の人を指すことはわかりますが、どのような違いがあるのでしょうか。

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「児童」と「生徒」と「学生」の意味の違い

「児童」と「生徒」、「学生」は法律によって明確に違いが示されています。
現在一般的に浸透している区分は「学校教育法」によるものです。
「児童福祉法」など他の法律での定義は浸透しているものとは異なっています。

学校教育法では、「児童」は初等教育を受けている人を指します。
つまり、小学生や特別支援学校の小学部に在籍している人のことです。

「生徒」は中等教育を受けている人を表します。
中学校と高等学校に在籍している人が「生徒」です。

「学生」は高等教育を受けている人を指します。
「児童」「生徒」よりも少し幅が広く、大学や専門学校から大学院や高専なども含んで学生と呼びます。

ただし、高校にある食堂を「生徒食堂」とは呼ばずに「学生食堂」と呼ぶように、実際には「学生」は学校教育法の定義より広い意味で使われている側面もあります。