特に女性の間で流行している「ヨガ」や「ピラティス」。
ゆったりとした動きで体を鍛える点は共通していますが、この2つにはどのような違いがあるのでしょうか。
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「ヨガ」と「ピラティス」の意味の違い
「ヨガ」と「ピラティス」では、目的が異なります。
目的の違いにより、やり方や最終的な効果にも違いが出てきます。
「ヨガ」は古くからインドで行われていた修行法の1つで、体の様々なゆがみを矯正していくことで心の平穏を得ようとするものです。
呼吸法は腹式呼吸を活用し副交感神経を優位にすることで精神的な安定を図ることに重点が置かれています。
また、瞑想も積極的に取り入れられていて、同じポーズでとどまる時間が長いことも特徴です。
「ピラティス」は第一次世界大戦の際にピラティスさんによって開発された、戦傷者のリハビリプログラムが原型です。
インナーマッスルを鍛えることに重点が置かれていますので、精神よりも体を鍛えるためのプログラムです。
呼吸も胸式呼吸で交感神経を優位にして運動効果を上げるため、この点もヨガとは異なります。