キリスト教徒が礼拝で歌うのはもちろんのこと、それ以外の方も結婚式で一度は耳にする「聖歌(せいか)」や「讃美歌(さんびか)」。
この2つにはどのような違いがあるのでしょうか。
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「聖歌」と「讃美歌」の意味の違い
キリスト教の教会では古くから「聖歌」や「讃美歌」が歌われています。
英語ではどちらも「Hymn(ヒィム)」ですが、日本語では「聖歌」と「讃美歌」の2つの呼び方があります。
これは、おおまかに分けるとカトリック系かプロテスタント系かの違いで、カトリック系は「聖歌」、プロテスタント系は「讃美歌」とすることが多いです。
ただし、2つの教派によって明確に分けられているわけではなく、プロテスタント系の中でも「聖歌」としているところもあります。
「聖歌」の方が概念としては抽象的で、幅広く教会で歌われる曲を指すことが多いです。
日本のチャペルでの結婚式でよく歌われる「いつくしみ深き・・・」から始まる曲は、よく聞くのでなじみ深いものですが、あの曲は「讃美歌312番」といいます。