「上演」と「公演」の違いとは?

演劇やコンサートを見に行くと聞く「上演」と「公演」という言葉。
似た言葉ですが、この2つにはどのような違いがあるのでしょうか。

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「上演」と「公演」の意味の違い

「上演」は「舞台の上で芝居や演劇を見せること」を意味します。
対象は、広く一般に対して開かれたものというよりは、関係者や特別な顧客など限られた人に対して演じるニュアンスがあります。

「公演」は「公に演じること」を意味します。
無料である必要はないですが、チケットなどを一般の人も入手できて対象が限定されていません。

また、芸術の種類で考えると、演劇では主に「上演」を使いますが音楽コンサートなどでは「公演」を使う場合が多いです。

「上演」は「舞台上」という意味が強いです。
そのため、「上演中は撮影を禁止します」と言った場合には、舞台で演じている間の撮影は禁止されますが上演が終了した後は撮影が可能です。
一方、「公演中は撮影を禁止します」とする場合には、対象が広くなり公演が終了した後の時間も撮影が禁止となることが多いです。