「竹」と「笹」の違いとは?

身近な道具として用いられることもある「竹(たけ)」と「笹(ささ)」。
とてもよく似ていますが、2つには違いがあるのでしょうか。

スポンサーリンク

「竹」と「笹」の違い

「竹」も「笹」もイネ科タケ亜科に属する植物で、植物学的には区別されませんが、一般的には大型の物を「竹」、小型のものを「笹」と呼びます。
「高い」が転じて「たけ」、「ささやか」が転じて「ささ」と呼ぶようになったとされており、このことからも基本的には「大小」で区別することになりますが、例外も多いです。

道具の材料として使う場合をみると、釣り竿やカゴや笛などに使うものは「竹」、チマキなどのように食品をくるむために使うものは「笹」となります。
葉を使うものは「笹」と呼ばれ、笹の葉には抗菌作用がありるため、腐敗防止のために食品の包装に使われます。
パンダが食べるのも「笹」です。