「ひょう」と「あられ」と「みぞれ」の違いとは?

普段はあまり違いを意識しない「ひょう」や「あられ」や「みぞれ」。
これらは似ていますが、明確に区別されている言葉です。

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「ひょう」と「あられ」と「みぞれ」の違い

「ひょう」も「あられ」も「空から降ってくる氷の粒」のことですが、その大きさに違いがあります。
「ひょう」は直径5mm以上、「あられ」は直径5mm以下のものをいいます。

「ひょう」は積乱雲の中で成長してから降ってくるため、大きくなります。
これまでで世界最大のものは直径13.8cm、重さ680グラムもあったそうです。
「あられ」には2種類あり、雪のまわりに水滴が凍り付いて白くなったものを「雪あられ」、「雪あられ」の表面が一度溶けて再び凍った半透明のものを「氷あられ」といいます。

「みぞれ」は「雪と雨がまじったもの」をいうので、「ひょう・あられ」とは異質なものです。