「ラーメン」は日本の国民食として海外にも広がっています。
店によっては「中華そば」「支那そば」と呼ばれることもありますが、この3つの違いは何でしょうか。
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「ラーメン」と「中華そば」と「支那そば」の意味の違い
この3つは基本的には同じものを指します。
ただし、歴史上のタイミングによって呼ばれ方が違いました。
元々、横浜や長崎などの「中華街」は「南京街」と呼ばれ、ここで食べられた現在のラーメンが「南京そば」です。
それが、浅草の来々軒により「支那そば」と呼ばれ、この名が広がります。
「支那」は中国を指す言葉ですが、蔑称とも捉えられるため、中国から自粛を依頼されました。
そして「支那そば」の名称は徐々に使われなくなり「中華そば」が主に使われ始めます。
最終的に日清食品が「チキンラーメン」を発売したことで一気に「ラーメン」の呼称が広まっていきました。
現在では、店のスタイルによって「中華そば」「支那そば」と名乗るところもあります。
主に、昔ながらの醤油ベースのラーメンを出す店が多いですね。