ビジネスの現場などでよく使われる「問題」と「課題」という言葉。
ニュアンスが似ていて混同されがちですが、この2つにはどのような違いがあるのでしょうか。
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「問題」と「課題」の意味の違い
2つの言葉の根本的な意味を考えてみます。
「問題」は、「解答を必要とする問い」「研究して解決すべきこと」などの意味があります。
一方で、「課題」は「問題を課すこと」です。
「問題」があり、それを課すことで「課題」になります。
「問題」と「課題」がビジネスの場で使われた場合を例に、具体的に説明します。
「問題」は、望ましい状態と現状のギャップのことを表しているため、何らかの方法で解答(=解決方法)を出す必要があるものです。
その問題に対して、何をすることで解決できるかを考えて設定したものが「課題」です。
例えば、人件費が高いという「問題」が職場で発生した時に、どのように対応したら問題が解決するか「課題」を設定することになります。
「課題」を効果的に設定することでビジネスが円滑に進みます。