「団子」と「餅」の違いとは?

和菓子として昔から人気の「団子」とお正月に活躍する「餅」。
食感はとても似ていますが、この2つの違いはなんでしょうか。

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「団子」と「餅」の意味の違い

「団子」と「餅」では形状に大きな違いがあるので、この2つを混同することはありません。
しかし、「団子」と「餅」の形状以外の違いは何かと問われると答えるのが難しいです。
実は、作り方と原料に明確な違いがあります。

「団子」はうるち米を加工した粉を原料にして、お湯を加えて練ったものを丸めて蒸して完成します。
みたらしやあんこなど、「団子」の味付けは多彩です。
「団子」という言葉は、よく使われる和菓子を指した使い方以外にも、「だんご虫」「肉だんご」などのように、まんまるの形状を表すものとして使われています。

一方で、「餅」はもち米を蒸してついたものを、丸くする、平たくするなどして形状を整えたものです。

うるち米ともち米では、もち米の方が粘り気の面で強いため、「餅」特有の伸び縮みする特性が生まれます。