魚がたくさん獲れた時に聞く「大漁」と「豊漁」という言葉。
使い分けがわかりにくいこの2つの言葉の違いは何でしょうか。
スポンサーリンク
「大漁」と「豊漁」の意味の違い
「大漁」と「豊漁」はどちらも漁において魚がたくさん獲れた時に使う言葉です。
しかし、使うタイミングに違いがあります。
「大漁」は、1回あたりの漁で多くの魚が獲れた時に使います。
「今日は大漁だった」というように、他の日の漁獲量は関係なく評価した言葉です。
一方、「豊漁」は1シーズンを通して多くの魚が獲れた時に使います。
1日あたりの漁獲量だけで判断するのではなく、シーズンを通して例年よりも漁獲量が多かった場合にやっと「豊漁」だったと言えます。
「豊漁」よりも「大漁」になじみがあるのは、1日単位で使われる言葉なので聞く機会が多いからかもしれません。
また、「大漁」は漁業以外の場面でも例えとして使われることも多いです。
船に掲げるのが「大漁旗」なのは、まずは1回1回の漁の成功を祈るからですね。
それが最終的にシーズンを通しての「豊漁」につながれば最高です。