「商品」と「製品」の違いとは?

マスメディアの報道やビジネスの現場でもよく使われる「商品」と「製品」という言葉。
違いがわかりにくいですが、この2つにはどのような違いがあるのでしょうか。

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「商品」と「製品」の意味の違い

「商品」は文字通り「商売を目的とした品」のことを指します。
それが加工されたものであっても、原料そのままであっても、お客に対して販売するなど商売をするためのものであれば「商品」と呼ぶのです。
あくまで、商取引を目的にしているので消費者や取引先が購入した時点で自社にとっては「商品」ではなくなります。

「製品」は「原料や材料を加工してできた品」のことを指します。
原料や材料そのままのことではなく、手を加えることで製造したものが製品と呼ばれるのですね。
なお、他社が加工したものを仕入れて販売する際には、自社「商品」として扱います。
しかし、仕入れてから加工していると自社「製品」として取り扱うことができます。
「製品」は基本的には、製造された後に商取引を目的とした「商品」として世に出ていくのが通常です。