「山」と「丘」の違いとは?

登山人気が高まり注目される「山」と、標高が低いイメージの「丘」。
この2つにはどのような違いがあるのでしょうか。

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「山」と「丘」の意味の違い

「山」は周りの土地よりも高くなっている地形のこと。
「丘」は小高い土地のことを指します。
どちらも高い土地のことを表していて、「山」と「丘」を分ける基準はありません。
一般的に抱かれている、「山」は高くて「丘」は山よりも低いというイメージは必ずしも正しいとはいえません。

しかし、実際には「山」の方が高いものが多いです。
世界最高峰のエベレストは8848mですし、日本最高峰の富士山は3776mです。
ただ、低い山に目を向けてみると日本の一番低い山は仙台にある「日和山」で3m。
これは、丘とも呼べないですね。

基準がなく区別が難しい「山」と「丘」ですが、地形図に掲載する際には「地元の人が山・丘と呼ぶか?」などを基準にして決めています。
そのため、「山」にしては低いと感じるものがあり、「丘」にしては高いと感じるものがあっても不思議ではありません。