お酒のつまみにおやつにと、食べる機会の多い「するめ」と「あたりめ」と「さきいか」。
3つともイカの加工食品であることはわかりますが、どのような違いがあるのでしょうか。
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「するめ」と「あたりめ」と「さきいか」の意味の違い
「するめ」と「あたりめ」は全く同じものを違う呼び方をしたものです。
「さきいか」は加工方法が違います。
「するめ」と「あたりめ」は、イカの内臓を取り除いて干して乾燥させた食べ物です。
たんぱく質が多く栄養豊富な食材としても知られています。
「するめ」と「あたりめ」の呼び方の違いは語源にあります。
「するめ」は、スルメイカを使って作るところから呼ばれるようになりました。
実際には、スルメイカだけではなく様々な種類のイカが原料として使われています。
「する」という言葉には、賭けなどでお金を失う「擦る(する)」という使い方があるため、縁起が悪いと考える人がいました。
そこで、「する」を縁起のよい「当たり」に変えたのが「あたりめ」です。
「さきいか」はするめや生イカを、焼いて引き伸ばした後に裂いたものです。
引き伸ばして裂くため、食感が柔らかくなります。